近年、サンリオファンの間で最も熱い現象として注目されているのが、1980〜90年代の男のコキャラクター6人組で結成されたユニット「はぴだんぶい」の躍進です。
メンバーは、ポチャッコ、タキシードサム、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸、ハンギョドン、あひるのペックル。「ハッピーになりたい男子たち、V字回復をねらう」を合言葉に2026年に結成されたこのユニットは、かつて一世を風靡したものの、2000年代以降は新作キャラクターの陰に隠れていた彼らの人気を劇的に再燃させました。
X(旧Twitter)やTikTokなどの公式アカウントでは、彼らがバンドを組んで演奏に挑戦したり、流行のダンスを不器用に踊ったりする日常が発信されています。この「完璧ではないけれど前を向いて頑張る姿」が、日々の仕事や人間関係に疲れた大人たちの心に深く刺さりました。SNS上では「ハンギョドンの哀愁漂う表情に救われる」「子どもの頃好きだったペックルのグッズがまた買えるようになって本当に嬉しい」といった感動の声が日々投稿されています。
また、ストリートファッションブランドやコスメブランドとのコラボレーションも相次ぎ、かつての「昭和・平成レトロ」の文脈が、Z世代にとっては「新しいエモさ(ニュートロ)」として消費される好循環が生まれています。