スマートフォンの画面をスクロールすれば、世界中のクリエイターたちがアコースティックギターを抱え、ある曲を口ずさんでいる。それこそが、1971年に大ヒットを記録した名曲「花嫁」だ。
テンポの速い打ち込み音楽があふれる現代において、あのシンプルで哀愁を帯びたメロディが逆に新鮮に響いている。特に欧米やアジアのZ世代の間で、「オーガニックでエモーショナルな楽曲」としてプレイリストに組み込まれるケースが急増。言葉の壁を越え、メロディそのものが持つエモーションが若者たちの孤独感や旅立ちの不安に寄り添っているのだ。