11月の沖縄は、数字上の気温と実際の肌感覚に大きな乖離がある。平均最高気温は24.5度前後、最低気温は19度前後と、一見すると本州の初夏のような過ごしやすい数値を記録している。しかし、この季節特有の気象現象である「ミーニシ(新北風)」が吹くことで、体感温度は表示気温よりも2度から3度低く感じられるのが特徴だ。
日差しが照りつける正午前後、湿度は適度に下がり、爽やかな南国気候を満喫できる。一方で、17時を過ぎて太陽が西の海に沈むと、北寄りの風が強まり一気に冷気を感じるようになる。半袖一枚で夜の国際通りや美浜アメリカンビレッジを歩いていると、数分で体に冷えが回るほどだ。気温の数字だけに騙されず、「風を防ぐ」アウターを1本用意しておくことが、秋の沖縄散策における絶対条件となる。