松雪泰子の息子を語る上で欠かせないのが、その豊かな遺伝子だ。父親はギタリストとして知られるミュージシャンのGAKU。1998年に結婚し、2001年に誕生した長男だが、2004年の離婚後は松雪が親権を引き取り育ててきた。しかし、父と子の交流が絶えたわけではない。音楽を愛するGAKUのスピリットは確実に息子の中に息づいている。
幼い頃から家の中には常に上質な音楽やアートが溢れていた。母親の繊細な美意識と、父親のロックで自由な感性。二人の表現者から薫陶を受けた彼は、自然と音や言葉で自己表現する術を身につけていったのだという。親子で楽器の話題に花を咲かせることもあり、血縁を超えたクリエイター同士のリスペクトがそこには存在する。