女性の社会進出がまだ限られていた時代において、彼女が示したジャーナリズムの影響力は絶大だった。その象徴的な出来事が、アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディへの単独インタビューである。各国のメディアが熾烈な取材合戦を繰り広げる中、自らの言葉で直接言葉を交わした快挙は、世界的なニュースとして波紋を広げた。
他にもイギリスのアラステア・シムや各国の王室メンバー、文化人、市井の人々に至るまで、相手の肩書にとらわれない対等で温かな対話スタイルを一貫して貫いた。物怖じしない知的な問答と深い人間観察に基づいた取材スタイルは、現代の国際報道やドキュメンタリー制作の手本として今なお高く評価されている。