この潮流を決定づけたのが、TBS系のモンスター番組『水曜日のダウンタウン』や、名物特番『オールスター感謝祭』などの体当たり企画だ。過酷なドッキリ仕掛けに巻き込まれ、着替え中や浴室から予期せぬ形で飛び出す羽目になった男性アナウンサーたちのリアクションは、爆発的な笑いとともに大きな反響を呼んだ。
台本なしの極限状態で露呈する彼らの肉体と「素の表情」は、計算されたタレントのリアクションにはない圧倒的なリアリティを醸し出す。アナウンサーとしての威厳を守りつつも、全身全霊で身体を張る健気な姿が、お茶の間の爆笑と好感を同時に勝ち取った形だ。