話は2004年に遡る。ロックバンド・レミオロメンの通算3枚目のシングルとして、ビクターエンタテインメントからリリースされたこの曲。驚くべきことに、元々は「卒業」のために作られた楽曲ではなかった。作詞・作曲を手掛けたボーカルの藤巻亮太がペンを取ったきっかけは、共通の友人の「結婚式」を祝福するためだったのだ。
結成初期の彼らを支えた大切な仲間の門出。その一日のために生まれたパーソナルな感謝の言葉が、すべての原点である。楽曲アレンジには数々のヒット作を生み出してきた音楽プロデューサーの小林武史が参加。シンプルでありながら叙情的なサウンドメイクが施され、友への温かな思いが紡がれた。日付の「3月9日」も、その友人の結婚式が執り行われた日に由来している。