2000年代後半以降、この空耳フレーズを決定打として再構築したのが来るきっと来る パチンコ演出の存在です。藤商事からリリースされたパチンコ『CRリング』シリーズは、パチンコホールで異例のメガヒットを記録しました。
大当たりへの期待度が最高潮に達する瞬間、役物である「呪いの手」が激しい音とともに落下し、スピーカーから爆音で『feels like HEAVEN』のサビが響き渡ります。この演出において、楽曲は「貞子が画面から襲来する合図」として完璧に機能していました。結果として、パチンコファンや若年層の間でも「貞子 登場曲」としてのイメージが強固に再生産され、世代を超えた共有ミームへと進化を遂げたのです。
映画『リング』の挿入歌・関連曲としては、三代目J SOUL BROTHERSや歴代アーティストによる派生楽曲も存在しますが、四半世紀以上を経た現在でも初代『feels like HEAVEN』を超えるアイコン曲は現れていません。