タイ全土で進むキャッシュレス化の波は、夜の街の決済事情も激変させた。現在では、小規模な店舗や個人間であっても、タイの決済基盤であるPromptPayや暗号資産、クレジットカードによるデジタル決済が主流となっている。
現金手渡しが当たり前だった時代とは異なり、デジタル決済はすべての取引履歴がデータとして残る。これは明朗会計化に貢献した反面、不当なサービス料の自動加算や、一部の悪質な店舗によるデータ詐取といった新しいタイプのリスクを生む要因にもなっている。為替手数料の二重取りなど、スリップ(利用控え)の確認を怠ると痛い目を見ることになる。