取り出した遺骨の「次の行き先」として、2026年現在最も選ばれているのが「樹木葬」と「合祀墓(ごうしぼ)」だ。管理費が不要で、永代にわたって施設側が供養してくれるシステムが、跡継ぎのいない世帯から圧倒的な支持を集めている。
また、都市部では天候に左右されずにお参りができる「自動搬送式納骨堂(マンション型納骨堂)」や、自然に還る「海洋散骨」を選択する人も増えた。ただし、一度合祀墓に遺骨を入れて混ぜてしまうと、二度と個人の遺骨を取り出すことはできない。後から「やっぱり個別にお墓を作りたい」と思い直しても手遅れになる点には、最大の注意が必要だ。