一般的な大型書店がベストセラーを中心とした品揃えに傾斜するなか、この店舗の真骨頂は上層階に広がる洋書・学術専門書の圧倒的な棚づくりにある。海外の最新ビジネス書や芸術書、人文学の専門書が整然と並ぶフロアは、世界中の知性に直結しているかのような錯覚さえ覚える。
実はここ、休日の混雑時でも静かに本と向き合える絶好の穴場スポットでもある。混雑を避けるなら、ランチタイム直前の11時台や、会社員が立ち去る19時以降の静かな時間帯が狙い目だ。さらに、ハイブリッド型総合書店サービスhontoを活用すれば、事前に店頭在庫をリアルタイムで確認し、取り置きや取りよせをスムーズに行うことができる。激変する出版・書籍小売業界において、デジタル技術を賢く使いこなしつつリアルの棚を巡るプレジャーを満喫するのが、令和のハイブリッドな読書術と言える。