横浜港大さん橋国際客船ターミナルの本領は、やはり世界各国のクルーズ客船が接岸する瞬間にあります。「飛鳥II」や「にっぽん丸」といった日本を代表するクルーズ客船をはじめ、総トン数十数万トンクラスの超大型外国客船(ダイヤモンド・プリンセスやMSCクルーズなど)が着岸する光景は、まるで海上に突如として巨大なビル群が出現したかのような圧倒的なスケールを誇ります。
客船の寄港時には、横浜市港湾局やターミナル公式より「客船寄港スケジュール」が詳細に発表されます。入港時は早朝、出港時は夕方から夜間にかけて設定されることが多く、特に夜間の出港時には、船体全体が無数のイルミネーションで彩られ、汽笛を鳴らしながらゆっくりと離岸していく感動的なセレモニーが繰り広げられます。
出港時には、見送りデッキに集まった一般市民や観光客が色とりどりのサイリウムやタオルを振り、船上の乗客と手を振り合う心温まる国際交流の光景が日常的に見られます。ターミナル内ホールで開催されるクラシックコンサート、船内見学会、横浜開港祭などの大型イベントとも連動し、船旅の予定がない訪問者であっても特別な祝祭感を肌で体感できるのが大きな魅力です。