内診を安心して受けるためには、診察前後の身体反応や婦人科受診注意点についての正確な知識を持っておくことが不可欠です。
【内診出血の原因と対処】
検診後に少量の茶色やピンクの出血が見られることがありますが、これは内診出血と呼ばれるごく一般的な現象です。子宮頸部は血管が非常に豊富で粘膜がデリケートなため、細胞を専用ブラシで擦過した際や、クスコの縁が触れた際にわずかな擦過出血が生じます。通常は1〜2日以内に自然止血するため心配ありません。受診時はあらかじめおりものシートやナプキンを持参しておくと安心です。ただし、鮮血が大量に出る場合や激しい下腹部痛が続く場合は速やかに受診先へ連絡してください。
【服装と受診タイミングの選び方】
当日は着脱がスムーズなフレアスカートやワンピースを選ぶと、下着を脱いだ後の移動がスムーズで精神的な負担が軽減されます。また、生理中の受診可否は目的によって異なります。不正出血や下腹部痛の精査であれば生理中でも受診すべきですが、子宮頸がん検診単体の場合は経血が混ざると細胞の判定精度が落ちる恐れがあるため、生理期間を外した時期(排卵期前後など)の予約が推奨されます。