都内の大型スーパーやコンビニエンスストアのアイス売り場を観察すると、消費者の購買行動には明確な二極化が見られます。ファミリー層や学生を中心に圧倒的な支持を集めるのは、やはり抜群の食べ応えと手頃な価格を誇る大容量のラクトアイスです。一方、成分表示を丹念に確認する層は、小容量でも素材のシンプルなアイスクリームを指名買いする傾向が強まっています。
知恵袋やSNSなどの消費者コミュニティでは、「子どものおやつに毎日ラクトアイスを買い与えていたが、裏面を見て植物性油脂が主成分だと知り驚いた」「カロリーオフだと思って選んでいた商品が実は一番脂質が高かった」といった、知識を得たことによる意識の変化を吐露する投稿が散見されます。
一方で、国民的ロングセラーである「明治 エッセル スーパーカップ」のようなラクトアイス製品は、乳脂肪に頼らない独自の油脂配合とキレのある後味を緻密に計算し尽くした、日本の食品加工技術の結晶とも評価できます。濃厚すぎる生クリームの後味が苦手な人にとっては、「ラクトアイス特有の軽やかさこそが最高のおいしさ」という確固たる嗜好が存在することも紛れもない事実です。