高杉の行動原理の根底には、常に師である吉田松陽(虚)の存在がありました。松陽の死を受け入れられず世界への復讐を誓った高杉でしたが、最後は「松陽の弟子」としての誇りを取り戻し、虚という巨大な絶望に終止符を打つために命を捧げました。
この戦いを経て、高杉率いる鬼兵隊メンバーの結末もそれぞれの道を辿ることになります。
- 河上万斉:銀ノ魂篇において、仲間を逃がすための殿(しんがり)を務め、壮絶な討死を遂げる。
- 岡田似蔵:紅桜篇で既に命を落としていたが、その志は隊員たちの胸に残り続けた。
- 来島また子・武市変平太:生き残りとして、生まれ変わった高杉の赤子を育て守るという新たな生きがいを見出す。
血塗られた道を歩んだ鬼兵隊でしたが、彼らの絆は高杉の魂とともに次の時代へと受け継がれることになりました。