現在、東京汐留ビルディングはどのような進化を遂げているのか。現地での独自取材と仲介市場のキーマンへのヒアリングから、知られざる最新動態が浮かび上がってきた。ソフトバンク移転後の大規模なフロア再編を経て、現在のオフィスエリアは国内屈指の優良企業やグローバルテック企業、金融関連のプロフェッショナルファームによる高密度な集積地へと完全な脱皮を果たしている。
1フロアあたり約1,000坪という整形無柱空間は、レイアウトの柔軟性を極限まで高めたい先進企業のニーズに合致する。2026年の現況において、空室率は極めて低い水準で安定推移しており、まとまった床の募集が出た際には水面下で激しい争奪戦が繰り広げられる状況だ。ビルの維持管理を手掛ける森トラストの手腕により、設備更新や省エネ性能の向上も着実に進められ、築年数を感じさせない最高位の執務環境が維持されている。