都心にありながら豊かな緑に囲まれた邸宅。現在、島津貴子さんは夫・島津久永氏とともに、静謐な時間を重ねている。かつてのような派手な社交界への出席やメディア出演は一切行わず、早朝の庭の散策や読書、クラシック音楽の鑑賞などを中心とした規則正しい日々だ。
近隣住民の間でも、その存在は特別な敬意をもって受け止められている。たまに見せる穏やかな会釈。飾り気のない上質なカーディガンに身を包み、久永氏と寄り添って歩く姿は、まさに理想の老境といえる。体調面を考慮しつつも、日常の買い物や通院などは自立して行われており、過度な警備や特別扱いを好まない姿勢は若い頃と何ら変わっていない。宮内庁関係者も必要以上の干渉は控え、一私人としての平穏な生活を温かく見守っているのが実情だ。