Q1:市販のビタミンB2・B6サプリを飲み続ければ、皮脂の分泌は完全に止まりますか?
A1:完全に止めることはできません。ビタミンB2・B6は乱れた脂質代謝をサポートする補酵素であり、皮脂腺の活動を直接シャットアウトする力はありません。偏食や不規則な生活による皮脂亢進の緩和には有効ですが、遺伝的・ホルモン的な脂性肌を根本から改善したい場合は皮膚科での診断が必要です。
Q2:皮膚科を受診すれば、誰でもすぐにイソトレチノインを処方してもらえますか?
A2:即座には処方されません。イソトレチノインは日本皮膚科学会のガイドラインでも「標準的な保険診療が無効な重症ニキビ」に対する選択肢と位置付けられており、自由診療クリニックであっても初診時に血液検査を行い、適応基準を満たしているかを慎重に判断します。軽度のテカリのみで処方されることは通常ありません。
Q3:皮脂を抑える内服薬を飲むのをやめたら、皮脂量はすぐに元に戻ってしまいますか?
A3:薬剤によって異なります。スピロノラクトンは服用を中止すると数週間から数ヶ月で元のホルモンバランスに戻り、皮脂量も再燃しやすい傾向があります。一方、イソトレチノインは規定の累積投与量(体重1kgあたり120〜150mg)を4〜6ヶ月かけて飲み切ることで皮脂腺自体が萎縮するため、内服終了後も長期間(年単位)にわたって皮脂の減少効果が維持されるケースが多いです。