Q1:仕込みから数日後に白い泡が出てきて発酵してしまいました。もう捨てるしかありませんか?
A1:白カビや腐敗臭(異臭)がしていなければ、十分にリカバリー可能です。泡立ちに気づいたら、すぐに梅の実を取り出し、シロップだけを鍋に移して弱火にかけます。沸騰させない程度(約80℃)で約5分間加熱して酵母を熱殺菌(火入れ)してください。アクをすくい取り、冷ましてから煮沸消毒した瓶に戻し、以後は必ず冷蔵庫で保管してください。
Q2:底にハチミツが白く結晶化して固まってしまいました。溶かす方法はありますか?
A2:ハチミツに含まれるブドウ糖が冷気によって結晶化するのは自然な現象です。瓶の耐熱温度に注意しながら、40〜50℃程度のぬるま湯で湯煎にかけるか、暖かい部屋に移してゆっくり瓶を傾けて撹拌してください。熱湯を急激にかけるとガラス瓶が割れる恐れがあるため厳禁です。仕込み初期に毎日しっかり瓶を揺すっていれば、エキスと混ざり合って結晶化を防げます。
Q3:1歳未満の赤ちゃんに梅はちみつシロップを薄めて飲ませてもいいですか?
A3:絶対に与えてはいけません。ハチミツには微量のボツリヌス菌の芽胞が含まれている可能性があり、腸内環境が未発達な1歳未満の乳児が口にすると「乳児ボツリヌス症」を発症し、重篤な運動麻痺などを引き起こす恐れがあります。加熱処理をしてもボツリヌス菌の芽胞は死滅しないため、1歳を過ぎるまでは徹底して摂取を避けてください。
Q4:大きなガラス瓶がない場合、ジッパー付き保存袋(ジップロックなど)でも作れますか?
A4:作れます。ジッパー袋は内部の空気を抜きやすく、ハチミツが少量の分量でも梅全体に行き渡るため、実は初心者におすすめのアイテムです。ただし、万が一発酵して炭酸ガスが発生した際に袋が膨張して破裂するリスクや、液漏れの危険があります。ジッパー袋で作る際は必ず二重構造にし、平らなバットに乗せて冷蔵庫の野菜室で管理することをお勧めします。