ロバート・レッドフォードの映画史における最大の功績の一つが、サンダンス・インスティテュートおよびサンダンス映画祭の創設です。名称は自身の出世作『明日に向って撃て!』で演じた「サンダンス・キッド」に由来しています。
ハリウッドの商業主義とは一線を画し、若く才能ある映画制作者やドキュメンタリー作家を育成・支援する場としてスタートしたこの映画祭は、クエンティン・タランティーノ、スティーヴン・ソダーバーグ、クリストファー・ノーランら、のちに世界を代表する巨匠たちを輩出しました。アメリカのインディペンデント映画文化を根底から支え、多様な表現を花開かせた功績は計り知れません。