「冷やし忘れた缶ビールを早く飲みたい」という場面で、絶対にやってはいけないのが冷凍庫への放置です。炭酸の膨張によって缶が破裂したり、成分が分離して風味が著しく劣化したりする危険があります。
最短かつ安全に冷やす裏技は、「ボウルに氷水を張り、食塩をひとつまみ加えて缶をクルクルと回転させる」方法です。氷水に塩を加えることで凝固点降下が起き、水温が0度以下まで急降下します。その中で缶を指で回すと内部に対流が生まれ、わずか約2〜3分で飲み頃の4〜6℃まで急速冷却が完了します。濡れティッシュを巻いて冷蔵庫に入れる方法よりも圧倒的にスピーディーです。
また、缶底に印字されている賞味期限は製造からおおむね9ヶ月〜12ヶ月に設定されています。ただし、これは直射日光を避け冷暗所で保管された場合の基準です。賞味期限内であっても、温度変化が激しい場所や車内などに放置すると酸化が早まり、特有の劣化臭(オフフレーバー)が発生するため、購入後は速やかに一定温度の冷暗所や冷蔵室で保管することが鉄則です。