この人物の名が国際的に知れ渡る大きなきっかけとなったのが、アメリカ人ジャーナリストのジェイク・アドデルスタインによる命がけのスクープ調査だった。FBIとの裏取引によって、全米の渡航制限をかいくぐり、名門UCLA病院で優先的に肝移植手術を受けていたという衝撃の事実は、日米双方の社会を激震させた。
この壮絶な取材劇と裏社会の攻防は、ドラマシリーズ『TOKYO VICE』として結実する。HBO Maxが制作を主導し、後にNetflixなどのグローバルプラットフォームで世界中に配信されたことで、実録犯罪ドキュメンタリーとしての熱狂的評価を獲得。日本独自の暴力団文化と警察、そしてメディアの癒着構造が全世界の観客に提示された。