1970年代末から続く「SUNSOFT」ブランドは、ゲーム史において極めて特異なポジションを占めている。かつて一癖も二癖もある名作を数多く放ち、カルト的な人気を誇ったこのブランドが今、世界規模で再評価の波に乗っている。
空前のレトロゲームブームは単なるノスタルジーではない。ドット絵の緻密さや卓越したBGM、エッジの効いたゲームシステムが、当時を知らないZ世代や海外の若年層ゲーマーの心を捉えて離さないのだ。ゲーム開発業界全体がグラフィックの超リアル化に傾倒する中、SUNSOFTが持つ「エッジの立った個性」こそが、かえって鮮烈な価値として光り輝いている。