収録が終わったあとの楽屋裏でも、二人の交流は続いていた。あるバラエティ番組の収録後、緊張がほぐれたスギちゃんが「今日のワイルドネタ、どうでしたかね……」と弱音を吐いた際、川合は笑顔で「お前のワイルドさは本物だよ、もっと堂々と胸を張れ」と励ましたというエピソードが残っている。
カメラが回っていない場所での川合俊一は、後輩芸人を温かく見守る頼れる兄貴分そのもの。一方のスギちゃんも、画面上の破天荒なキャラクターとは裏腹に、非常に誠実で礼儀正しい素顔を見せていた。互いの素顔を知るからこそ、本番での掛け合いに独特の温かみとリアリティが宿っていたのだ。