「ガールズ」という名称を聞いて、海外ドラマの歴史を大きく塗り替えた傑作『GIRLS/ガールズ』を想起するファンも多いだろう。本作は、ニューヨークで生きる20代女性たちのリアルで痛々しくも愛おしい日常を過激かつユーモラスに描き出し、世界中で社会的現象を巻き起こした伝説のコメディ・ドラマだ。
異彩を放つ才能で脚本・監督・主演を務めたレナ・ダナムは、従来のテレビドラマが描いてこなかった理想化されない女性像を提示した。過激な描写や人間関係の泥臭さを恐れないスタイルは、後のエンターテインメント産業に決定的な影響を与えている。今なお語り継がれるそのテーマ性は、現代の若者層にとっても極めて新鮮であり、新たな視聴者層を獲得し続けている理由でもある。