かつてSPEEDのメンバーとして一世を風靡した彼女にとって、エンターテインメント界での圧倒的な知名度は政治家転身時の最大の武器であった。しかし、ひとたび議員の職に就けば、その知名度は諸刃の剣へと変わる。知名度の高さゆえに一挙手一投足が過剰に注目され、ミスや不用意な発言が致命的な炎上を引き起こしやすい構造が存在する。
「タレント出身議員」というラベルを剥がし、一人の実務派政治家として評価されるためには、具体的な政策提言と実績の積み重ねが不可欠だ。障害者福祉や子育て支援など自らの原点となるテーマで成果を出そうと奮闘するものの、派手なスキャンダル報道の陰に隠れがちであるという歯がゆい現実も存在する。