長年にわたり総裁を務められている公益財団法人結核予防会や、名誉副総裁として関わられる日本赤十字社でのご活動は、単なる形式的なご出席ではない。国際的な保健医療問題に対する深い理解と、現場で働く医療従事者への細やかな心配りが、関係者の間でも高く評価されている。
結核予防の国際会議では、専門用語が交わされる議論を深く理解され、英語でのスピーチや交流を自ら積極的にこなされる。日本国内での感染症対策にとどまらず、アジア諸国をはじめとする途上国への支援事業にも強い関心を寄せられてきた。現場の看護師やボランティアスタッフ一人ひとりの苦労を労い、励ます言葉の端々には、長年の経験に裏打ちされた慈愛と、人道支援に対するブレない軸が垣間見える。