乳幼児期の発達差は非常に大きく、0歳児と5歳児では扱える素材も手指の操作性もまったく異なります。年齢ごとの「できること」に寄り添ったアイデアを取り入れることで、子どもたちの達成感は大きく変わります。
未満児である0〜1歳児クラスでは、指先を使った絵の具のペタペタ遊びやスタンプ、手形・足形を活かした表現がベストです。足形を夜空に見立てて背景に配し、キラキラした星のシールを添えるだけで、世界にひとつだけの愛らしい笹飾りが完成します。
2〜3歳児になると、手先の器用さが増してきます。はさみを使わずに紙を自由に破るちぎり絵や、顔のパーツを貼る作業に挑戦してみましょう。丸く切った千代紙に目や口を描き入れ、お召し物をカラフルなシールで彩れば、個性豊かな織姫と彦星の表情が生まれます。
4〜5歳児の年長・年中クラスでは、立体的な工作や少し複雑な折り紙技法に挑戦させたいところです。折り紙に切れ込みを入れて伸ばす「網飾り」や、立体的に膨らむ輪飾り、自分で願い事を真剣に書き込む短冊など、思考力を刺激する工程を組み込むことで、造形表現への自信が深まります。