鶴ひろみさんの輝かしいキャリアは、ドキンちゃんだけに留まらない。世界的な大ヒット作『ドラゴンボール』シリーズにおけるブルマ役は、彼女の代名詞とも言える代表作の一つだ。芯が強く知的でチャーミングなヒロイン像を見事に作り上げ、作品の歴史とともに歩み続けた。
キッズ・ファミリー向けのアニメから大人の鑑賞に耐えうる本格ドラマまで、多岐にわたるジャンルで第一線を走り続けた実力派。アフレコ現場では常に気配りを欠かさず、周囲を明るく照らすムードメーカーであり、後輩たちにとっては優しく頼もしい姉御肌の存在として親しまれていた。そのプロフェッショナリズムと作品への情熱は、共演したキャストやスタッフの胸に今も強く刻み込まれている。