硬貨を持ち込む際、「窓口に並ぶのが面倒だからATMで済ませよう」と考えるのは非常に危険です。窓口硬貨取扱手数料とATM硬貨入金手数料の体系は全く異なっており、選択を誤ると大きな損失につながります。
ゆうちょ銀行の場合、ATMに硬貨を1枚入れるだけで最低110円の手数料が天引きされます。1円玉を1枚預け入れると、109円のマイナス(口座引き落とし)が発生する仕組みです。みずほ銀行のATMでも硬貨入金には1回220円の手数料が設定されています。
一方、三菱UFJ銀行や三井住友銀行の店舗内ATMでは、平日日中の対象時間帯であれば硬貨入金手数料が無料のまま据え置かれているケースがあります。ただし、ATMは硬貨の詰まりや読み取りエラーが起こりやすく、1回の投入枚数上限(通常100枚程度)が厳密に定められています。大量の硬貨をスムーズかつ確実に処理したい場合は、自宅で仕分けした上でメガバンク窓口の無料枠を活用するのが最も安全です。