Q1:誤って主枝(成長点)の先端を折ってしまいました。もう実は採れませんか?
A1:諦める必要は全くありません。折れてしまった一番近くにある元気な脇芽を1本選び、それを「新しい主枝」として真っ直ぐ支柱に誘引してください。トマトは旺盛な補償作用を持っているため、代行した脇芽がグングン伸びて親づるの役目を完全に引き継ぎます。
Q2:脇芽取りを手で行うと指先が黄色や黒く汚れますが、無害ですか?
A2:無害です。指につく緑がかった黄色い汚れと特有の青臭い香りは、トマトの茎葉の分泌腺から出る「トマチン」や精油成分、葉緑素によるものです。アルカリ性の石鹸や重曹を用いてぬるま湯で洗うと比較的きれいに落ちます。汚れが気になる場合は、薄手のニトリル手袋を着用して作業するのがおすすめです。
Q3:秋口になっても次々と生えてくる脇芽は、最後まで取り続けるべきですか?
A3:収穫終了予定日の約40〜50日前からは、管理方法を切り替えます。秋口に新しく出た脇芽に花が咲いても、日本の気候では気温低下によって赤く熟す前に霜が降りてしまいます。株全体の養分を「すでについている青い実を赤く熟させること」へ全集中させるため、秋に出る不要な脇芽は小さいうちに徹底除去し、主枝の先端も止め(摘芯)を行いましょう。