出版部門が生み出す専門誌の存在も、この店のアイデンティティを強固にしている。半世紀近く昆虫学の発展に寄与してきた『月刊むし』は、研究者や本格的なフィールドワーカーに不可欠な学術的成果を記録し続けてきた。
一方で、クワガタムシやカブトムシの飼育・ブリードに特化した『BE-KUWA』は、世界記録個体の認定や飼育ギネスの更新発表など、ホビー層の熱量を極限まで引き上げる仕掛けを数多く提供している。この2大誌が車輪の両輪となって機能することで、研究と趣味がハイレベルで共存する稀有な環境が維持されているのだ。