大谷翔平の存在は、所属クラブの財政基盤を根本から変革する力を秘めている。ドジャース移籍初年度、ドジャー・スタジアムには日本からのツアー客が殺到し、球場周辺のホテルや飲食店は空前の賑わいを見せた。
日系企業をはじめとする多くのグローバル企業がドジャースとスポンサー契約を結び、バックネット裏の看板広告や球場内の広告枠は完売状態となった。グッズ販売においても、大谷の背番号17のユニフォームは世界最高の売上を記録。MLB全体のブランド価値向上にも直結している。
理論上の年俸を遥かに上回る経済的リターンをクラブにもたらすスポーツ選手は、地球上に数えるほどしか存在しない。大谷翔平はまさに、歩く巨大ビジネスエコシステムそのものである。