近鉄四日市駅からJR四日市駅へと真っ直ぐ伸びる「中央通り」。かつては片側3車線の広大なアスファルト道路だったこの空間が、全く新しい「リニアパーク(帯状公園)」へと生まれ変わった。
車線数を賢く集約し、生み出された膨大なスペースには、天然芝の広場、樹齢を重ねた樹木、木製のベンチ、そして個性豊かなキッチンカーが並ぶ。週末ともなれば、芝生の上で読書を楽しむ家族連れや、屋外ワークスペースとしてパソコンを広げるフリーランスの姿が目立つ。単に通過するための道路ではなく、滞在し、憩い、交流するための「巨大なリビング」としての機能。都市の真ん中に生まれたこの緑の軸が、市民のライフスタイルそのものを優雅に変えつつある。