2026年の現時点で最も激しい争奪戦が繰り広げられているのが、911(991型・992.1型)および718ケイマン/ボクスターのガソリンモデルだ。電動化の波が押し寄せるにつれ、「エンジンの咆哮を味わえる最後の世代」への需要がかつてない水準に達している。
特に、4.0リッター水平対向6気筒NAエンジンを搭載した「718 GTS 4.0」や「GT4」、そして911の前期型NAモデルは、店頭に並ぶ間もなく商談が入る状態だ。新車価格を上回るプレミア価格で取引されるケースも珍しくない。もはや「古くなったから安くなる」という中古車の常識は、ポルシェのスポーツカーラインにおいては完全に崩壊している。