厚生労働省が定める情報機器作業のガイドラインでは、1時間の連続作業に対して10〜15分の休止時間を設けることが推奨されている。また、日本眼科学会などの専門学会も、単なる眼疲労(休息で回復するもの)と、全身症状を伴い休息しても改善しない眼精疲労を明確に区別し、早期の対策を呼びかけている。
眼の緊張を長期間放置すると、首すじの筋肉の硬直を通じて自律神経のバランスが崩れ、偏頭痛や抑うつ状態、集中力の著しい低下を招く。日常的なセルフケアを軽視し続けることは、仕事のパフォーマンス低下だけでなく、生活の質そのものを大きく損なう引き金になりかねない。