体操やフィギュアスケート、陸上競技など、体にフィットしたウェアを着用する競技において、女性アスリートは常にカメラのレンズに晒されてきた。過去には、スポーツ紙や週刊誌が競技中の特定の瞬間をクローズアップし、性的なニュアンスを含んだ見出しとともに掲載することが常態化していた時代もある。
田中理恵氏が現役だった時代も例外ではない。彼女のしなやかな演技や美しさを称える一方で、メディアのカメラワークや報道姿勢には、どこか性的な視線が混ざり合っていたことは否定できない。こうした過去の報道姿勢が、現在のネット上における二次創作や悪質な検索ワードの温床となっているのだ。