なぜ若者たちは、自らの体を痛めつけるような行為をネット上で公開するのか。そこには、孤独と承認欲求が複雑に絡み合った現代特有の心理フィルターが存在する。SNS上には特定のハッシュタグが存在し、同じような悩みを抱える若者たちが繋がるためのハブとして機能しているのだ。
リストカットなどの自傷行為と同様に、薬物によるトランス状態を共有することは、彼らにとって一種の「SOS」であり、同時に仲間内でのアイデンティティの証明でもある。画面の向こう側の「いいね」や共感のコメントが、彼らの危険な行動をさらにエスカレートさせる悪循環を生み出している。