吉本興業に所属するお笑い芸人でありながら、作家としての顔も持つかねちぃ。彼のデビュー小説『むき出し』は、単なる芸能人のタレント本という枠を遥かに超え、文壇からも高い評価を獲得した。地方都市の閉塞感、青春の焦燥、そして複雑な家庭環境といった重厚なテーマを、圧倒的なリアリティと疾走感ある文章で描き切った。
現在も執筆活動を並行して続けており、次回作への期待も高まっている。彼にとって「言葉」とは、自分自身を救い、社会との接点を作り出すための切実なツールなのだ。バラエティの現場で放たれる瞬発力あるコメントも、この深い思考の蓄積があるからこそ唯一無二の光を放つ。