茨城県が全国に誇る農業地帯も、この荒天によって崖っぷちに立たされています。全国有数の収穫量を誇る土浦・霞ヶ浦周辺のレンコン畑は一面水没し、水抜き作業が追いつかない状態が続いています。収穫期を迎えていた行方市や鉾田市のサツマイモ(紅はるか等)圃場でも、長雨による泥流の流入や品質低下が懸念されています。
鹿島灘沿岸の漁港群では、前日からすべての漁船が陸揚げまたは港内での厳重な係留措置を取りました。しかし、2026年に入り海水温の上昇に伴う激甚災害が頻発していることから、地元生産者からは「今年の出荷ピークを前にしたこのタイミングでの直撃は、営農意欲を削ぎかねない」と悲痛な声が上がっています。