auの広告戦略における最大の転換点は、桃太郎、浦島太郎、金太郎を主人公に据えた「三太郎」の世界観に、個性的すぎる女性キャラクターたちを投入したことだった。有村架純が演じる「かぐや姫」は、可愛らしさと芯の強さを兼ね備えた妻としてお茶の間の心を掴み、彼女の代表作の一つとなった。
一方で、菜々緒が演じるドSな「乙姫」や、川栄李奈による元気いっぱいの「織姫」、さらには池田エライザの「親指姫」など、従来の「お姫様」のイメージを覆すキャラクター設定が次々とヒット。彼女たちは単なるマスコットではなく、物語の展開をリードするキーパーソンとして強烈な存在感を放ち続けた。