濃厚さを追求するムーヴメントにおいて、中毒的なファンを惹きつけてやまないのが豚骨醤油ラーメンをベースにした二大潮流だ。横浜を発祥とする家系ラーメンは、濃密な豚骨スープに鶏油(チーユ)を浮かべ、モチモチの太麺と海苔、ほうれん草の組み合わせで確固たる地位を築き上げた。
一方で、圧倒的なボリュームとニンニクの強烈なインパクトで信奉者を生み続けるラーメン二郎の存在感も絶大だ。背脂の甘みとカエシの塩気が複雑に絡み合う一杯は、もはや食べ物という域を超えた一種の体験となっている。これらのカルチャーはSNSを通じて若い世代へと伝播し、日々新たなファンを生み出し続けている。