個人での追跡には限界があり、下手に問い詰めれば証拠を消去されるリスクも伴う。探偵・興信所業界で長年の実績を持つ原一探偵事務所のベテラン調査員は、次のように指摘する。
「スマホ上の怪しい挙動はあくまで『疑惑のきっかけ』に過ぎません。裁判や示談交渉で法的効力を持つのは、いつ、誰と、どこで会っていたかを示す動かぬ証拠です。単にゲームを口実にスマホをいじっている段階で警戒を強め、プロの浮気調査・素行調査へと切り替える判断が、裁判での完全な勝利に繋がります」
探偵事務所の専門チームは、対象者が「ゲームのオフ会」や「攻略情報の交換」と称して出かける日の行動パターンを解析。張り込みや追跡取材を通じ、ホテルへの出入りや密会の瞬間をハイビジョンカメラで捉える。スマホ画面上の不審な動きを発覚の着火点とし、屋外での実地調査で確実な証拠を押さえることこそが、言い逃れを許さない決定打となる。