パワーユニットの進化こそ、今回のフルモデルチェンジにおける最大のトピックだ。改良型のR06D型エンジンに組み合わされるマイルドハイブリッドシステムは、ISG(モーター機能付発電機)の出力とリチウムイオンバッテリーの容量が大幅に増強される。これにより、発進時や加速時のアシスト性能が向上し、燃費性能はWLTCモードでリッター30kmの大台に迫る勢いだという。
さらに注目すべきは、フル電気自動車バージョンである「ハスラーe(仮称)」の追加投入計画だ。日産サクラや三菱eKクロスEVが牽引してきた軽EV市場に対し、スズキは満を持して自社の強みである軽量化技術を注入。実用航続距離200km以上を確保しつつ、手頃な価格設定を実現することで、軽EVの普及を一気に加速させる狙いがある。