Q1:差込形コネクタは一度抜いた後、もう一度使っても問題ないですか?
A1:一般的なプッシュイン型の差込形電線コネクタは、再利用できません。引き抜く際に内部スプリングの金属疲労や変形、内部キズが発生し、再挿入時に規定の接触圧を維持できなくなる恐れがあります。安全確保のため、一度抜いたコネクタは廃棄し、新しいコネクタを使用してください。
Q2:より線(撚り線)を接続したい場合はどうすればいいですか?
A2:単線専用のプッシュイン型コネクタには挿入できません。より線を接続したい場合は、棒端子を圧着して単線化してから差し込むか、単線・より線両方に対応しているレバー操作式のコネクタ(WAGO 221シリーズなど)を使用してください。
Q3:第二種電気工事士の実技試験で差込形コネクタが出題された際の注意点は?
A3:剥ぎ取り長さの過不足(芯線露出や被覆噛み込み)は欠陥(不合格)の対象となります。コネクタ側面のストリップゲージに合わせて正確にストリッパーで剥ぎ、差し込み後に「先端から芯線が見えているか」「根元から銅線が1mm以上露出していないか」を指差し確認してください。
Q4:ワゴ(WAGO)とニチフのコネクタに互換性や性能の差はありますか?
A4:両社ともにJIS規格およびPSE(電気用品安全法)に適合した高品質な部材であり、基本的な導通性能や許容電流に決定的な差はありません。形状やスプリングの押し心地、カラーリングの配色にわずかな違いがあるため、作業性や好みに応じて選ばれていますが、回路内で混在して使用しても規格適合品であれば電気的な問題はありません。