現在のどっしりとした体躯からは想像しにくい面もありますが、石破氏の若い頃の姿は非常に細身で端正なビジネスマン体型でした。
慶應義塾大学法学部を卒業後、三井銀行(現・三井住友銀行)へ入行した20代前半当時の写真資料を確認すると、長身かつスマートな輪郭が際立つ好青年であり、スーツをすっきりと着こなしている様子が記録されています。
父・石破二朗氏の死去に伴い、田中角栄元首相の後押しを受けて政界入りを果たし、1986年に当時の全国最年少(29歳)で衆議院議員に初当選した頃も、まだ現在のような横幅の広さはありませんでした。
体型が変化した主な要因として、以下の3点が挙げられます。
- 防衛・農水分野の激務と会食文化:重要閣僚を歴任する中で、深夜に及ぶ政策協議や全国遊説、地方での意見交換会(会食)が続き、生活リズムが不規則化したこと。
- 大好物である「カレー」へのこだわり:自他ともに認めるカレー通・料理好きであり、多忙な合間の高カロリーな食生活が体重増加の一因となったこと。
- 年齢に伴う代謝変化と骨格の定着:50代から60代にかけての加齢に伴い、もともとの大柄な骨格に筋肉と脂肪が乗り、現在の貫禄ある体型へとシフトしたこと。
この体型変化に対し、長年健康面を支え続けているのが妻・佳子夫人です。慶應大学の同級生であり、学生時代からのパートナーである佳子夫人は、石破氏の健康状態を常に把握し、過密日程の中でも野菜を中心とした食事メニューの管理や減量アドバイスを徹底して行ってきたことが知られています。激務の中でも体調を大きく崩さずにトップリーダーとしての職務を遂行できている背景には、夫人のきめ細やかな内助の功が存在します。