日本の収納市場において、民主化の決定打となったのが株式会社大創産業の存在だ。同社が展開する100円ショップの店頭には、かつて高級インテリアショップでしか手に入らなかった高い寸法精度を持つ蓋付きスクエアケースが整然と並ぶ。
100均製品=安かろう悪かろうという旧来の固定観念は、完全に崩れ去った。スタッキング時の荷重耐性や、幾何学的に計算されたカラーバリエーションは、低価格帯でありながらプロの使用にも耐えうる完成度に達している。100円ショップ各社が競い合うようにスクエア規格の拡充を進めた結果、一般消費者が低予算で家中を統一感あるデザインで満たすことが可能となった。