インプラント1本の相場は?総額30万〜50万の真相と格安の罠

インプラント1本の相場は?総額30万〜50万の真相と格安の罠

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高額な治療費を目にして断念する前に、公的な優遇措置と支払い手段のシミュレーションを正しく把握しておく必要があります。

まず、インプラント保険適用の条件は極めて限定的です。厚生労働省が定める保険適用の基準は「生まれつきの顎骨欠損(先天性疾患)」や「腫瘍や事故による広範囲の顎骨欠損」などに限られており、通常の虫歯・歯周病・加齢による抜歯は100%自費診療となります。

しかし、インプラント治療費は国の「医療費控除」の対象になります。治療費、薬代、通院にかかった電車・バス代まで合算して確定申告を行うことで、所得税の還付と翌年度の住民税減額が受けられます。

課税所得額(年収目安)所得税率治療費総額40万円時の控除額実質負担額約300万円(年収450万)10%(住民税10%)約60,000円 軽減約340,000円約600万円(年収800万)20%(住民税10%)約90,000円 軽減約310,000円約1,000万円(年収1,300万)33%(住民税10%)約129,000円 軽減約271,000円

一括払いが難しい場合はデンタルローンの分割払いが広く利用されています。一般的なクレジットカードのリボ払いが年利12.0〜15.0%に達するのに対し、歯科専用デンタルローンは実質年率3.5%〜7.0%前後に設定されていることが多く、月々5,000円〜1万円程度の分割設計が可能です。ただし、返済期間を最長の84回などに延ばすと金利手数料だけで総額が数万〜十数万円上乗せされるため、総支払額を綿密に確認した上で契約を結ぶ必要があります。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。