メディアやSNSの影響により、過度な痩せ体型への憧れは今なお根強い。特にファッション・モデル業界では、長年にわたり極端なスレンダー体型が「プロの象徴」として持て囃されてきた歴史がある。
日本で絶大な人気を誇る女優の桐谷美玲のように、生まれつき骨格が華奢でスリムなスタイルを保ち続けている存在は、多くの若者のロールモデルとなってきた。しかし、彼女のようなケースは極めてまれな体質や徹底した栄養管理の賜物であり、一般人が無理な食事制限だけで同じ体型を目指すことには大きな危険が伴う。
欧州を中心とする世界のファッション界では現在、痩せすぎモデルの起用を規制する動きが急速に広がっている。過度な痩せ願望がもたらす摂食障害や心身の崩壊を防ぐため、業界全体が大きな転換期を迎えているのだ。