長年にわたりファンの間で囁かれてきた「娘たちもアーティスティックスイミングの代表候補になるのではないか」という期待。結論から言えば、小谷実可子の2人の娘は競技者としてトップリーグを目指す道ではなく、自らの意思に基づいた学業や独自のキャリアを選択している。
幼少期から水に親しむ環境こそ整っていたものの、日本水泳連盟の強化指定選手リストにその名が載ったことはない。都内の名門私立校から国際感覚を養う高等教育へと進み、語学や文化、個人の興味関心を徹底して伸ばす教育方針が貫かれた。母の偉大すぎる名声を背負わせることなく、1人の独立した個人として社会へ羽ばたかせる――これこそが、メディア非公開を貫く最大の理由だった。